それは無理だと思うのですが
あとから家内に聞いて驚きました
ひとしきり救急隊員の方とやりとりが終わったところで、私は玄関先の廊下におかれた担架に乗せてもらうことになりました。暖冬の3月とはいえ、初旬の朝は上着無しで外にでるのはいささか涼しい気候。やっとの思いできたジャンバーも救急隊の方によって脱がされたそうです。救急車の中は暖かくても、救急車に乗るまでだけでも着させておいていただけると助かります。
ジャンバーを脱がされたことは、「え!?」と家内も思ったそうですが、実は私、寒い暑いも良くわからない状況でしたので正直関係ありませんでした。というよりも、記憶にないのです。
ここでちょっとしたエピソード、これは後日家内から聞いた話です。
先日も書きましたが、私はリビングのソファにうずくまっていました。玄関の廊下からリビングに入るには、どおしても直角に曲がらなくてはなりません。担架を水平にしたままでは、リビングに担架は入らないのです。これに気付いた若手の救急隊員、おもむろに担架を縦にして、さらに斜めにしてかなり無理をして担架をリビングに入れようとしているのです。
家内もさすがに唖然としてみていたところに、年かさの救急隊員が「おい!」。一瞬きょとんとした若い救急隊員もようやく状況をつかみ、あわてて担架を廊下に戻したそうです。
家内曰く「こっちの方が冷静じゃん」
もしあのときリビングに運び込まれた担架に乗っていたら、廊下に出るとき私は・・・