冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

説明してもらわなければ良かった

話だけ聞くと卒倒しそうな
カテーテルによる検査です



一言でいってしまうと「右腕二の腕の中側にある血管から管を入れて、この管を心臓まで送り込んで状況を確認する」検査のことです。いまこの様に書いているだけでもむずがゆい気分になってきます。
こんな説明では詳細がまったくわからないと思います。詳しくはいろいろなホームページを参考にしてください。

大分大学医学部様のページを引用させていただいております。「カテーテルとは合成樹脂でできた細長い管のことで、これを腕や大腿の動脈から入れて血管を通して心臓まで到達させます。そして心臓の内部の血圧を測ったり、カテーテルを通して造影剤(レントゲンフィルムに写る薬剤 )を心臓の内部や血管の中に流し込んだりすることによって、心臓の働きや病気の種類・重症度を診断します。」http://www.med.oita-u.ac.jp/hospital/inform/naika/sinzo_kate-teru.htm

あろうことか腕から管を入れて血管の中をずっと通しながらこの管を心臓までさしていく、本当に説明してもらわなければ良かったと思いました。これで何事もなければ1時間くらいで終わります、もし何か見つかれば、ステントンかバルーンで治療も行ってしまいます。そうすると2時間から3時間くらいとの話。本当に卒倒してしまいそうな説明を受けました。

確か病名は狭心症だったよなあ〜、こんなに心臓に悪そうな説明ばかり受けて大丈夫だろうかと言うくらい心臓はどきどきしてきました。

インフォームドコンセントによるものなのか、本人がもうろうとして仕方ないから代理に説明を受けたのか、家内もこの話を聞いたときは少々ビビッタそうです。そりゃそうですよね。

かくしてカテーテル検査に向けて何となく周囲があわただしくなっていきました。