冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

新幹線の3号車

新幹線に乗る回数は
一般的なサラリーマンのみなさまより多いかも知れません



毎日通勤で新幹線を利用している方もいらっしゃいますから、どのサラリーマンよりも新幹線に乗る回数が多いとは言いませんが、一般のサラリーマンよりはよく利用していると思います。一時期はあまりに出張が多いため定期券を持っていたほどです。狭心症発生後は出張のペースを落としているため定期券は持っていませんが、週に3日は最低でも出張に出かけています。

新幹線といってもほとんどが東海道新幹線で、東北新幹線はごくわずかです。JR東日本の新幹線は全て禁煙車ですので、その利用率や雰囲気はわかりませんが、JR東海の新幹線(東海道新幹線)はわずかに喫煙車を残しています。
喫煙車の肩身がだんだん狭くなってくる中で、新幹線の喫煙車というのは本当に気兼ねなくタバコが吸える楽園のような場所でした。居酒屋ですらタバコの煙が嫌われる時代に座ってのんびりと一服できる不思議な空間が新幹線の喫煙車です。

新幹線の自由席喫煙車(指定席にはほとんど乗りません・・・ましてグリーン車なんて!)はのぞみとひかりが3号車1車両のみ、こだまが3号車と15号車の2車両です。座ってタバコが吸えるのは1編成あたり100名または200名程度。グリーン車を除く座席数は1,100席くらいですから、タバコが吸える座席はのぞみやひかりでわずかに8.3%しかありません。指定席に乗ることのない私はこの8.3%の座席を確保するのに毎回苦労して新幹線に乗っていました。喫煙車の人気は高く、というよりも喫煙車の座席数が少ないため、禁煙者の空席があっても喫煙車は常に満員という状況です。

ところが退院後は禁煙者に乗るようになったわけで、これがなかなか快適なのです。タバコを吸っているときには気が付かなかった数々のメリットがあります。ごくごく単純にですが、新幹線の自由席の座席数は(すべてだいたいです)
のぞみ:喫煙100 vs 禁煙180
ひかり:喫煙100  vs 禁煙380
こだま:喫煙200  vs 禁煙780
となっております。のぞみの場合は名古屋まで変化は少ないのですが、ひかりやこだまの場合、喫煙車が名古屋まで混み混みなのに対し、禁煙車は三島でひと山、静岡でふた山、という感じでお客様が降りていくためどんどん快適な空間になっていきます。

このほかにも、喫煙車に乗っていたときは気が付かなかったのですが、空気がまったく違います。グルメでも健康おたくでもありませんから、講釈を言うつもりはありません。ただ禁煙車両から喫煙車両にうつると、空気がかすんでいるというか濁っているのです。当然強烈なにおいがします。これでは今までスーツやネクタイが臭かったのもうなずけるわけです。

禁煙を無理強いするつもりはありません。ただ狭心症の怖さを味わってしまったサラリーマンとしてみなさんに同じ痛みや苦しみは味わって欲しくないと思っています。でも禁煙って大変ですよね。わかります。ただ、禁煙すると狭心症などの怖さから少しかも知れませんが解放されるほか、新幹線ひとつとってもメリットがあります。少し考えてみませんか。7月に走り出す新しい新幹線には喫煙車両がないそうです。