冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

たかが検査でも、かなり緊張

血管を通して心臓まで管を入れるんでしょ
いくら検査といったって緊張します



救急処置室からようやく病室に移動することになりました。ベットの頭の部分に乗せてある2本の酸素ボンベがぶつかり合う音を聞きながらも、何となくリラックスした気分と、今から血管に管が入るんだという不思議な恐怖の中で異動しました。病室の入り口で一緒に歩いてきてくれた家内と別れました。あれ?一緒には来てくれないんだ。T先生とどんな話しをしたのか聞きたかったのですが・・・

本当に不思議な部屋に格納されました。もちろん個室ではありませんがほかの患者さんは1ベットだけ。自分も含め、都合2ベットにだけ埋まっている感じ。全体でも3ベットくらいしか置けない感じです。そして自分のところしかわかりませんが、やけにベットの両サイドが広々としています。そしてこれもまた確かではないのですが、ナースステーションの一角に作られた場所のような感じも受けました。いつも看護婦さん達の声が聞こえたことと、お見舞いの方などが、いっさい来ないからです。どうやらCCUという部屋にとりあえず連れてこられたようです。

「CCU」で検索していただければ数多くのサイトが表示されますので、専門家のサイトを読んでいただくことを前提としながら、国立循環器病センターのホームページの中から少し抜粋させていただき解説を。
「CCUとは冠動脈疾患治療ユニットのことで、急性心筋梗塞などの冠動脈疾患や生命にとって危険な不整脈などの循環器疾患を専門的に治療するところです。具体的には、?呼吸管理・循環管理を必要とする方、?意識消失またはけいれんの頻発する方、?心不全または、心停止のあった方、?心筋梗塞狭心症及び重症不整脈のある方、?重症の糖尿病などの代謝性疾患のある方、?腎不全が急激に進んだ方などが対象となります。」だそうです。

このCCU室で出番を待ちます、いやいや気分的にはそんな感じなのですが、実際は準備が整うのを待つわけです。せっかくはずしてもらったチューブ類があらためて付けられています。
3袋の点滴の袋がつるされており、管は途中で3本→2本、2本→1本と合わされ、最終的に1本の針で腕に刺さっています。点滴のチューブは寝返りを打つのに気になって仕方ないと聞いたことがありましたが、その他にもたくさんコードが体に付いており、寝返りなどとてもうてる状況ではありませんでした。心電図のコードと思われるものが、12本体に付けられました。もちろん両手首と両足にも付いており、多分フル装備です。さらに左手人差し指の先にも何かが付いています。見るからに微弱電流用の電機コードのような感じで、心電図のコードににています。また、点滴とは逆の腕に何かの器具が取り付けられています。血圧でも常時確認してくれていたのかも知れませんが、よくわかりません。(指に受けられていた器具は血中酸素をはかる器具具のようでしたが、点滴とは別納でについたものはいまだにわかりません)

今から人造人間にされてしまう!?のではないかと心配になるくらいいろいろなコード類が体にくっついています。時計などなにもなく、時間の感覚はまったく馬鹿になっていました。ただ、気分が悪いとか、胃が気持ち悪いとかはありませんでした。しつこいようですし情けないようですが、腕の血管から心臓まで管を入れるというのがいまだに理解の範囲を超えていました。その恐怖だけに支配されていた気がします。