冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

病状と今後についての説明です

自分に発症した冠攣縮性狭心症
その詳しい説明と今後の治療について説明いただきました



CCU室に家内が入ってきました。子供を実家に預けて、今日困らない程度の入院グッズを持ってきてくれたそうです。普段から「だいたいおまえは何をやってもグズだから」と怒鳴り散らしていますが、あたふたしながらも、てきぱきしている家内を見るとうれしく安心した気分になります。のろけているのではなく、やはり女房あってのサラリーマンなんだなと思います。

「今から普通の病室に移るらしいよ」と家内も知っていました。家内がCCU室に入ってきて直ぐ二人の看護婦さんも来てくれました。「はい、今から移動しますね、テレビや本はだめだし、起きあがるのも禁止だけど奥さんとお話しできるから少しは気が紛れるでしょう」と一人の看護婦さん。「向こうに行ったら先生がいろいろと説明に来てくださいますよ」と、もう一人の看護婦さん。家内も一緒に歩いて普通の病室にお引っ越しです。

時間を聞いたら夕方と言うにはまだ早い時間でした。もうとっくに日が暮れているような感覚でしたから少し変な気分です。6人部屋の一番廊下側にベットが設置されました。CCU室と変わったことと言えば、自分の空間としてカーテンを閉められること、酸素マスクがボンベからではなく壁から出ている管に接続されたこと。点滴の袋が大げさな器具付きのポールのようなものに代えられたこと。血中酸素をはかる器具がはずされたこと。心電図は電極が3個だけの無線式のものに代えられたこと、以上です。

ベットから出るのは当然だめだけど、起きあがるのももう少しまってくださいね。ただ少しだけベットを起こすのはいいですから、と説明を頂きました。なんと、このベット電動エアーマットに電動リクライニングという超優れものだったのです。やっと肌掛けをかけてもらうことができました。CCU室ではなにもかけていませんでした。こうして一段落付いたところにT先生と男性の看護士さんの登場です。

とりあえず家内と一緒にお世話になったむねお礼を言わせていただきました。さて、ここから冠攣縮性についての説明と今後の治療方針について説明が始まります。

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