冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

3週間の入院生活が始まります

3週間とは21日間  今日はその1日目です
身体中コードだらけで3週間すごせるかな?



狭心症、正確には冠攣縮性狭心症のこと、特に自分にはちょっと特徴があったことなど、T先生からの説明で何となく理解することができました。後で家内とも話しをしましたが、お互い同じ感覚でした。ここまでのことはわかったから、今後について説明してください、と言う感覚です。

冠攣縮性狭心症の場合、原因がはっきりしないことが多いとのことでしたが、少しでも原因に近づくため、明日から数種類の検査を行うとのことでした。まだあまり無理ができないと言うことで、数日に分けて検査を行うようです。が、「早く退院したい」という希望が強かったせいか、実際のところニトロで発作は収まり、その後手術を受けたわけでもないので、体力的に問題がなかったためか、ついつい「大丈夫です明日一気にやってしまいましょう」と言って失笑を買ってしまいました。
カテーテル検査も我無しを聞いた段階では身震いしていましたが、終わってしまえば何でもありません。止血しているところがやけに痛いことと、カテーテルをさした側の腕が完全に黒ずんでいて妙にだるいように痛いことくらいです。

検査の結果手術の必要はなく、切った貼ったはないとのこと。検査を繰り返しながら投薬治療をすすめ、安定したところで退院と言うことだそうです。

薬は
血管を広げて血圧を下げる薬
血液をさらさらにして血栓を作りにくくする薬
顕官が収縮するのを防ぐ薬
以上の効果のある薬 5種類が基本になるそうです。

と言うわけで明日から検査&投薬の3週間が始まります。看護士さんから入院中のしおりをいただき説明も頂きました。その途中T先生から
起きあがるのはまだだめだけどベッドの角度は少し調整しても良いと許可をいただきました。が、当然ベッドから出るのは禁止、テレビ、ラジオ、新聞も禁止と宣言されてしまいました。

さらに家内が買ってきた水のペットボトルを見つけて、「今日は決められた量しか水分を取ることができません、後から持ってこさせます」と大好物の水にまで禁止令が出てしまいました。この辺の事情はあらためます。


第1回からご覧いただくにはこちらから