3日目に狭心症が来てしまった
いい加減にしろよ!! 狭心症めっ、と言った気分です
3日目の朝、冠攣縮性狭心症の発作が発症しました。入院初日は発作・救急車・検査・入院・カテーテル・採血・夜と言った感じでばたばたしていたものの、朝運ばれてから発作が起きることはありませんでした。二日目も非常に順調でした。発作のかけらもなかったのです。3週間予定されていた入院も、うまくいけば短くなるかもと淡い期待を寄せていたのですが・・・・まさかここで発作が発症するとは、本当に想定外でした。
結局1時間ほど無線式ではない心電図の機械で波形を計り続けました。どうしても狭心症の発作の波形が消えないようです。ニトロは結局2錠使いました。症状は一瞬で収まりニトロの効き目とありがたみを再確認したような状況です。看護婦さん曰く「波形が消えないのは仕方がないこと、際発作が起きないように様子をみることと、もう少し記録を取って残しておきたいだけだから安心するように」とあり、かなり安心しました。
朝食後発症した発作もいろいろあった末、昼前には心電図の機械もはずされ看護婦さんも去りました。まったく何事もなかったかのような状況です。朝感じた静かさが自分の元に戻ってきました。自分の元に静けさが戻ってきたと言うよりも、自分の廻りだけが騒がしかったようです。本当に何事も無かったかのようにしずかな昼です。
昼食後、あらためて看護婦さんがやってきました。極単純に気分はどおかと、見回りに来てくれました。血圧や体温がまた測られました。血中酸素も同様に計っていただき、少しだけ酸素濃度が濃くなりました。(濃くしたり薄くしたり、調整いただいていましたから現状の濃さがどの程度かわかりません)そして、先生に連絡が付けば夜の薬を変更するかも知れないとのことでした。
落ち着いた頃、不思議なというか、案の定なというかずっとくすぶっていた、ある不安がおそってきました。カテーテル検査に後T先生がおっしゃった一言です。「冠攣縮性狭心症の根本的な原因は分かっていません。治療も対症療法中心になります」というものです。病院にいて、しかも入院中に徹底した管理下にあり、投薬も受けながらの発症。
今日は誰も来ません。少しだけ心細くなりました。