冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

薬の種類が変わりました

入院中の発作のせでしょうか
翌日から薬がかわりました



発作が起きたのは土曜日、T先生はお休みのようです。とりあえずテレビを見てのんびりと過ごすことになりました。昨日(入院2日目)よりも頻繁に看護婦さんが顔を出してくれます。
血圧・血中濃度を頻繁に測ります。夕方に1度電波式でない心電図を計る機械が持ち込まれ、心電図を計りました。ニトロを使った後はすっかり落ち着いていて朝方狭心症の発作があったとはとても思えないような状況です。

余談ですが、冠攣縮性狭心症は夜中から明け方にかけて発作が発症するようです。しかし自分の場合、夜中と言うことは1度もなくすべて7時30分から10時30分頃に発症しています。もう少し細かく言うと、そのほとんどが7時台後半から8時台前半の1時間の間です。この日の発作もまったくその通りでした。

夕食の後何事もなかったかのように薬がカップに入れられて届けられました。看護婦さん曰く「T先生と連絡が取れて、とりあえず今晩は薬を代えないですよ〜、明日もう一度相談してから(薬を代えるかどおか)決めますね」とのことでした。

そして翌日の日曜日、今日は何事もなく朝から昼にかけて過ごすことができました。昼食を片づけていただいたところになんと、T先生登場です。「昨日出ちゃったんだって?」と妖(あやかし)でも出たような言い方で難しい顔をしています。
・朝食後であったこと
・午前8時頃であったこと
・なにもせずのんびりしているところに起きたこと
・直ぐに看護士さんが駆けつけてくれたこと
・ニトロで一気に治まったこと
・その後まったく平常であること
などを話しました。その結果夜の薬が一部変更されることになりました。効能はあまり変わらないらしいです。

冠攣縮性の典型的な例+ちょっと特殊な例=であることは変わらないようです。やはり今回も原因はまったく分からず薬による対症療法が続けられることになります。


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