冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

入院中の発症 2

入院3日目以外は
大きな発作はありませんでした。



入院中の発作は3日目だけでした。ただ明らかに来ているとわかる発作直前のものが1回ありました。6日目の夕食後、テレビを見ながらのんびりしているときでした。明らかに頭が腫れてきました。何となく胸も苦しいようなきがします。横になりました。

なぜかわかりませんが、ナースコールを押すきにはなりませんでした。ストレスや緊張が発作の原因となっているというのであれば、ここで発症するわけがありません。とりあえず横になりました。冷静になろうと思いました。

狭心症の発作かどおかわかりません。何となくそんな気がしているだけかも知れません。

横になりました、身体の力を全部抜きました。ゆっくりと呼吸して心を落ち着かせました。とにかくリラックスするように心がけました。狭心症のことを考えるのをやめました。

頭がふくらんでいく感じは続きましたが、胸の苦しみはなくなっていきました。しかしまだ動く気にはなれません。もう一度というか、さらに身体の力を全部抜きました。ゆっくりと呼吸して心を落ち着かせました。とにかくリラックスするように心がけました。どうしても考えてしまう狭心症のことを考えるのをやめました。

数分後、頭のふくらんでいくような雰囲気もなくなってきました。
こうすれば狭心症の発作を避けることができるかも知れないと言う淡い期待をだくことができました。

のちほどT先生にお聞きしたのですが、発作に間違いないそうです。ただ、安静にしたから発作が強くなる前に消えたかどうかは確実には言い切れないそうです。たまたま小さな発作だっただけかも知れないそうです。
ちょっとショック!!

狭心症の発作には本当に様々な種類があるそうです。たまたまその一つだけだったそうです。この時いろいろな発作の症状を教えていただきました。


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