冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

退院してから 薬

毎朝の薬 6種類7錠  ニトロは携帯
これが毎朝出勤前に飲んだり確認したりする薬です



血液をさらさらにする薬やら、降圧剤、血管を収縮しにくくする薬をきっちり飲んでいます。血液をさらさらにする薬は血栓をできにくくするためのようです。救急車で運ばれたとき、確か直ぐに飲むように言われた気がします。(ニトロが先だったかも知れません)

降圧剤はもともとが高血圧だったため服用しています。高血圧だから服用ですが、狭心症の発作の原因の一つに高血圧が上げられています。心臓への負担を提言させるのが一番の目的なのかも知れません。狭心症ではなく、心筋梗塞などにも高血圧は良くないそうです。

血管が収縮しにくくなる薬は、それこそ冠攣縮性狭心症の発作を起こさないようにする薬です。仕組みや理屈はわかりませんが、なかなか頼もしい薬です。

これらを複合的に6種類服用しています。(夜は2種類各1錠だけで、朝晩2回の服用です)

おかげさまで今日こうして無事にしているのですが、副作用(副作用というと大げさですが、ちょっとした弊害くらいな感じです)が発生しています。

まずは血圧の低下による立ちくらみやだるさが発生していることです。だるさは気分的にだらけているからかも知れません・・・。ただ立ちくらみは頻繁に起こるようになりました。もともと血圧が高く(この点は長くなるので割愛します)健康診断などで血圧を測ると「上が180」「下が110」なんと言うことがざらにありました。この血圧が今や朝方で「130−85」位なのです。昼過ぎに至っては「105−65」なんて事もあります。
多分この血圧値は、一般の人にとっては普通なのでしょうが、以前が以前だっただけに、自分にとって衝撃の低さなのです。「そのうち慣れてくるよと言われ、そもそもこのくらいが当たり前だからね」と言われ我慢していますし、確かになれてきたようなきがしますが、午後の営業中、電車の座席から突然立ち上がると、立ちくらみがします。ほんの一瞬で周りの人は気がつかない程度ですが、なかなかスリリングです。

さらに、「歯茎の腫れ・出血」「信じられない太さに変身する足の浮腫」も副作用として発生しています。

これらは次回に回して、再び血圧の話し。確かに自分がだらだらしているのかも知れませんが、降圧剤を使うようになってから、午後の仕事が異常にきつくなってきました。体調がおかしいとかではなく、お客様のところに歩くのさえ気合いを入れなくてはならないような感じです。さぼりたいとかは以前と変わりませんが、そういった感覚ではなく「気合いを入れないと何かができない」といった感じです。

営業に復帰した自分にとってこれはゆゆしき問題です。与えられた仕事をこなすのではなく、新規にお客様を獲得しなくては始まらない営業のため、気合いがへこむとまずいのです。飛び込み訪問とかはないのですが、新規顧客開拓担当としては厳しいところです。