冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

退院してから 薬2

むくみ「浮腫」 血圧低下の弊害よりも大事です
まさか自分の足が象のようになってしまうとは!



血圧が下がったことによって(本来は喜ばしいことなのはわかっています。が、薬の力で下げているだけに何とも素直には・・・、おまけにこんなにふらふらするなんて。)立ちくらみなどが起きたり、いろいろな動作に気合いを入れなくてはならないのは少し参りましたが、それ以上にはっきりと身体に変化が起きているところがあります。

足首です! もうまるで象の足首です。そのむくみ具合と言ったら

・ふくらはぎの一番太い部分の太さが、かかとまで続いています
・足首がふくらんでアキレス腱がわかりません
・くるぶしの廻りはひどいもので、くるぶしの出っ張りがわかりません
・足の甲までふくらんでしまっていてフルフルふるえます
・夕方になるとむくみすぎて靴の中で足が悲鳴を上げます
・むくんでいる部分を指で押すとしっかりへこみ戻りません

実際に写真でも撮って掲載したいくらいです。

ところが、足がこれほどむくんで、日常生活に何か支障があるかというと、実はほとんどありません。夕方靴を脱いだり履いたりが大変なことくらいでしょうか。しかし仕事中に靴を脱ぐこと自体ほとんどありません。家に帰れば今度は履くことはほとんどありません。
また歩いていた不都合かというと、それもありません。最もむくんでることを感じるには正座をしたときです。足がふくらんで曲がりきらずにいます。それを体重で無理矢理曲げますからさすがにいたいです。しかし正座もっめったにしないため日常生活で支障が出ることはまずありません。

この様に実際は何の支障もないため、足の浮腫のことは放置していました。しかしさすがに「太った象の足」程に浮腫始めたため、通院の際にT先生に相談することに。

「いくら何でももっと早く言わなければだめだよ」と、新しい薬が1錠増えました。利尿剤だそうです。やたらとおしっこに行きたくなるとのことでしたが、余り変化は感じられません。

血圧が下がり始めたのも薬を飲み始めて1ヶ月位してからでしょうか。その後、利尿剤の効果も20日くらい経ってから体感できるようになりました。薬に対しては何かと鈍感にできているようです。

救急車で運ばれたときも「発作が起きたら直ぐ来なきゃだめだよ、なぜ今日の発作まで放て置いたの」とおこられ、今回の浮腫も「来るのが遅い」と怒られ・・・。そんなこと言ってもたいしたこと無いと思ってたし、イソがしそうなお医者さんにあまり頻繁に迷惑かけるのも・・・・・・と言う心境です。

おかげさまで浮腫も徐々に取れてきましたし、低い血圧にも慣れてきました。こんな感じで薬とは一生涯つき合っていくのだと思います。