冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

次の日の朝が一番気になります

ついついイライラしてしまった日は
次の日の朝が気になります



禁煙もどうにか成功し、血圧も薬の力とはいえ人並みに安定してきています。散歩をするようによく言われるのですが、これがなかなかできない代わりに、毎日営業で歩き回っています。
このように、基本的な冠攣縮性狭心症発作の遠巻きな誘因原因はなんとか削減に成功しています。ただ、くどいようですが基本的なというか根本的な治療がなされていないため、いつ発作が起きるんだろうと言うどきどき感はいつもあります。

今までの狭心症発作は基本的に朝出現しています。また先生の話やホームページでの紹介も朝に多いとなっています。イライラしてしまっても午後の場合は発作が起きることはまれだったような気がします(小さな発作のようなものは24時間営業でしたが、はっきりと記憶に残る発作は朝に集中していました)。ですから午前中イライラしたりすると、急に怖くなることがあります。子供や部下を叱りとばして発作が出たこともあるからです。

午前中にイライラしたからと言って必ず発作が起きるわけではありません。最近いろいろなことを守ったり、できるだけイライラしないようにしているためではないかと思うのですが、一度くらい大きくイライラしても発作は起きません。ただし、これが続くとやばいことは何となくわかります。と言うか経験値で発作発生の確率が高くなります。
そのため、大きくイライラした日の翌日の午前中を自分なりに警戒しています。翌日の朝イライラすると連続イライラで冠攣縮性狭心症はやってくるような気がするからです。あくまで気がするだけであって医学的根拠などありませんし、先生に言われたわけでもありません。(イライラもしていないのに通勤途中、急に発作が起きたこともあります。)

ですからイライラした日の翌日は極力自分の世界を平穏にし、イライラしないように努めています。

お断りですが、これらはあくまで私自身個人的な感想であり、根拠のあるものではありません。私と違うからと医者に行かなかったなどと言うことがないようにしてください。心臓は怖いです、動かなくなったら終わりです。狭心症かどおかは経験のない方にはわかりにくいと思います。胸の中央がたまらなく痛くなりある一定の時間でその痛みが引いてしまうようなら狭心症を疑ってください。気になるようでしたらお願いですからこのブログを最初の方から読んでください。決してブログの宣伝のためではありませんから。

私は狭心症であることに気がつかず放っておきました。かなり痛かったのですが、会社を休むなんて事は思いもよらず(馬鹿なサラリーマンですね)、結果的に救急車で運ばれてしまいました。

そもそもこのブログを書き始めた理由が、私のようにごく普通のサラリーマンでも発症する狭心症、特に冠攣縮性狭心症は我慢して放置してしまう可能性が高いです。その理由は極くだらなく「私がそうだったからです」そのようなことなく、ごく当たり前のサラリーマンのみなさまに狭心症のことをわかっていただこうと思ったからです。みなさん、無理せずお医者さんに行きましょうね。

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