冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

犯人は血圧よりタバコのような

血圧も下げたし タバコもやめたので
どちらが本当に狭心症に悪いのやら

八ヶ岳で取ってきたカブトはゼリーの餌を食べない

最近、狭心症の発作に悩まされていません。どれほど幸せなことかは、たぶん経験した方でないとわかっていただけないと思います。えらそうにいうわけでも、ありがちな病気自慢でもなく、(過去一番いたかった)ひじの関節を骨折したときの何倍も痛いと言っても表現しきれないほど痛いです。ですからたぶん経験した方でないとわからない痛さです。

もしかしたらそうでない方もいらっしゃるかも知れませんから、自分だけかも知れませんが、とにかくこの痛みに耐えるのはもうイヤです。相変わらずお恥ずかしい話しですが、救急車のお世話になったときは半分意識がもうろうとしていました。

こんな冠攣縮性狭心症のくせにはっきりとした治療方法が無いというのがやり切れません。治療法が無いというか確実に完治させられないのだそうです。薬でごまかしてはいますが(+いざというとき用の薬もありますが)、いつ何時あの痛みがおそってくるかはわからないのです。お医者さんに「今この瞬間に起きても不思議はない」といわれてしまっては流石にお手上げです。

今のところ血圧を下げ、血管を広げる薬達を飲んでいますが、このところ書き続けているように、浮腫や立ちくらみといった現実を見るとできれば薬は避けたいのが本音です。

実際朝方の血圧の上昇はあります、そして冠攣縮性狭心症の発作が起きやすいのは朝方です。ということは発作に血圧が関与している余地はわずかではないかと思うのです。であるならばこのところ発作が起きていない理由は禁煙!

そうだ禁煙したから発作が出なくなったんだ!禁煙してちょうど半年。タバコを吸ってむせかえることもなくなったし、明らかにきゅーっとなる感覚はなくなりました。
勝手な判断で、禁煙したことにより発作は起きなくなった=薬は減らしても良いのではないか?ただ高血圧は良くないから完全にやめるのはやめよう。
という判断ができます。

と、馬鹿みたいな希望を書いてしまいました。そんなことできるわけありませんし、そんな理屈が通るわけもありません。

こんな事は書いてみましたが、もし同じような治療をされているかたがいらっしゃったら、こんな戯言に賛同しないでくださいね。昨日コメントいただいたように先生のいうとおりの服用を続けます。

ただ絶対に禁煙したことはすべてにおいて良い方向にあると思います(太りだしたのは別にして)。絶対に再喫煙にならないようにしなくては。