冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

自律神経失調症

健康診断の後 自律神経失調症では?と
企業医の先生に言われたことがあります。



それほどやわではないと思っていますし、自律神経失調症なんて自分にはまったく縁がないと思っていました。そのときは完全に忘れ去っていました。冠攣縮性狭心症もまったく同じで、病名すら知らないほど自分には関係ないと思っていました。

会社で実施する普通の健康診断の結果が出た後、血圧がいつも高いといわれていたため会社から言われて、お医者様と面談することになりました。順番が来て会議室でお医者様と話している時に、
最近(ここ数年)以上に汗をかくようになってしまった、という話をしました。実際に寝汗がひどく、冬でもパジャマを2回ほど着替えることもありました。
ほんのちょっと走っただけで異様に汗をかいたり、お客様のところでみんなが上着を着ているのに一人ワイシャツ姿で汗をふいているなんて事もありました。
(仕事をする日は)夏は大嫌いでした。しかし休みの日は夏は大好きです。

このような話をしたところ、お医者様から「自律神経失調症ではないか」といわれたのです。ただこの自律神経失調症も正式な病名ではないとのこと。このような症状の総称であると教えていただいた記憶があります。

当然のことながら、痛いとかかゆいとかないこの病気(症状)自律神経失調症は、私の頭の中から一瞬で消えてなくなりました。汗かきはなくなりませんでしたが。

そして3月 救急車で運ばれて入院  おかげさまで無事退院  降圧剤のおかげで標準血圧に  むくみがひどくて少々難あり  立ちくらみは時にしてかなり難あり  なぜか気分的に落ち着いて半年を過ごす

今振り返ってみると、この間汗かきではなくなっていました。猛暑の夏をごくみんなと同じ程度の汗で済んだと思います。それどころか新幹線で冷房が寒く感じたことすらありました。喫茶店などで手足が冷たく感じることもあったほどです。寝汗もトンとなくなりました。正直、人生が変わるほどの驚きです。

そしてこの間はほとんど(中規模以上の)発作が起きなかったのです。

ところが先日も書いたとおり、このところ少々発作に悩まされています。そして寝汗もかき始めています。

これってどう考えても因果関係あり?