冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

ラシックス

サノフィ・アベンティス
ラシックス錠20mg


前回登場したノルバスクを2錠に増やした1ヶ月後の検診で追加された薬です。

前回かいたとおりノルバスクを2錠にしてから、体のあちらこちらにいろいろな症状が出てきました。これがたぶん副作用なのでしょうが、ちなみに、この程度なら当たり前なのか、医者に相談すべき副作用なのかはわかりません。
で、医者に相談すべきかどおかはわからないとはいうものの、足のむくみだけは相談しないわけには行かない状況でした。
その結果追加されたのが今回の主役「ラシックス」です。

ラシックスは一言で言ってしまえば”強力な利尿降圧剤”です。体中の水分を腎臓で再吸収せずに対外に排出します。その結果心臓への負担が軽くなり血圧を降下させるらしいです。
つまり利尿剤によって体中の水分をどんどん外に出し、むくみを一気にとってしまおうと言う作戦のようです。

結論から先に・・・・・まったく効きませんでした(誤解のないようにいただきたいのですが、ラシックスという薬は効果がないと言っているわけではありません、私には効かなかったと言っているだけです)。
処方していただく時のT先生の話では
・服用後30分から2時間くらいで急に効き目が現れるから注意する
・普段より相当頻繁にトイレに行きたくなるから注意する
・就寝中もトイレに行きたくなるので朝服用を勧める
・立ちくらみが発生することもあるので注意する
とのことでした。

かなりびびりながらもむくみを取りたい一心でまじめに服用しました。気分的には健康診断でバリウムを飲んだ後の下剤のような覚悟です。

ところが、まったくトイレに行きたくならないのです。トイレに行きたくならないという表現は御幣がありますが、今までとまったく変わらないトイレ頻度なのです。
朝飲んでみたり夜飲んでみたりしましたがほとんど変化はありません。ですからむくみもぜんぜん改善しませんでした。ラシックスが私に効かないのか、ノルバスクをはじめとする降圧作用のある薬が強烈なのかはわかりません。ですからラシックスのことを悪者のように書くのは気が引けますが、実際まったく効きませんでした。(それでも律儀に飲み続けましたが・・・)

で結局今のお医者様に代わってから
ノルバスクが1錠になりラシックスもなくなりました。

結論
むくみも少なくなりおしっこもごく普通の状態です。