冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

お酒や運動の話

禁煙の話はいっぱい書いてきました
うまく禁煙できたからです。お酒は?


前回の続きをもう少し書かせていただきます。

タバコはすっぱりやめました、体重は一気に増えましたが、せめて元に戻そうと少しだけ努力中です。血圧は薬によるものでしょうが「少し高い」レベルまで下がっています。以前、大量に薬を服用していた時は正常値まで下がっていましたがむくみやふらつき、歯茎からの出血もあり病院を変わった時に薬が減ったためちょっと高いレベルで落ち着いています。薬の代わりに減量することによて血圧を下げるようにとの指示なのですが、これがなかなかうまく行きません。

ところでスポーツについてですがまったく入院前と変わりません。もっとも定期的な運動などもともとしていませんでした。だめですね〜〜〜。一番からだを動かすのは仕事中です。営業職ですから決まったお客様のところとはいえ毎日、それなりの距離を歩いていると思います。あと、前回も書きましたが通勤の行き帰りの最寄駅と自宅の間はちょっと速歩きでがんばっています。

この夏、プールにはかなり行きました。これは狭心症になったからとか、やせなくてはと言うものではなく、たまたま泳ぎに行ったら気持ち良くてはまってしまったという感じです。100mくらいは一気に泳ぎきり、へとへとになるまで泳ぎます。冬は(今シーズンはまだですが)数回、日帰りでのんびりとしたスキーに行くつもりです。これも昨年までと何も変わらないです。残念ながらゴルフはやらないので、どの程度の運動量かわからず申し訳ございません。あくまで自分の場合ですが、退院するときにお医者様からは特に運動について制限を掛けられませんでした。ただマラソンなど負荷が大きく長時間にわたってかかるスポーツや、極度にプレッシャーのかかる運動は避けたほうが良いと言われました。冠攣縮でない狭心症の場合は運動に制限がかかるようです。ゴルフの場合、打つ直前のプレッシャーってどれくらいなのでしょうか?

あくまでも自分の場合ですが、もう少し運動を定期的に運動をしようと思います。いろいろな要因が重なって冠攣縮性狭心症の発作が起きていると思います。その引き金がストレスだったと勝手に思いこんでいます。ですからマラソンみたいなスポーツはやりませんが、運動はもっと積極的にやっていこうと思っています。

ちなみに、やめてみてわかったのですが、タバコはやめられるのであればやめたほうが良いと思います。ただ上手に禁煙しないと禁煙することがストレスになる可能性は元喫煙者としてわかります。
タバコを吸っていた頃、会議や乗り物で数時間タバコが吸えない状況になり、ようやくタバコが吸える状況になった時の最初の1本。ちょっとクラッてきますよね。吸い続けるとあの状況がずっと続いているわけですから、どう考えても心臓や血管に良くないです。もちろん素人考えですが、そんな気がします。

つい10ヶ月前まではさかんに吸っていたくせに、自分がやめたとたんに他の人にも禁煙を強要するのは大変失礼だと思っています。自分も吸っていた頃、他の誰かから「タバコはやめたほうがいい」なんていわれるといっそう吸いたくなってしまった記憶があります。
ただ、タバコをやめてから変な咳がでなくなったり、のどや胃の不快感はなくなりました。不快感がなくなったというよりも、吸っている頃はそれが正常だと思っていましたが、やめてみておかしかったことに気づきました。

さてお酒ですが、やめてません!

お医者様からは止めるか、少なくとも減らすようにいわれています。この件につきましては次回にさせてください。

コーヒーをはじめ、特に食事制限の指示は出ていません。ただ血圧の関係で塩分は控えるように言われています。

相変わらず自分について書かせていただきました。病気も、生活も人さまざまなため参考にならない部分が多いかと思います。少しでもおかしいと感じたらすぐに、お医者様にきっちりと判断していただくことをおすすめします。