冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

ニトロを忘れてカプセルを!

毎日のように午前中だけニトロ4錠という生活が続いていたのですが、ここにきてニトロ2錠というように落ち着いてきました。とはいっても毎日発作が起きますからやはりありがたくはありません。
ただ、次回の診察までになくなりそうなニトロを節約できるのが一番うれしいです。前回の診察の時に40錠、その後40錠×2回家内に処方箋をとりに行ってもらってます。さすがに前回お医者さんに処方箋を取りに行ったら、「本人に来てほしい」といわれたそうです。「今回は仕方がないけど次回は必ず本人に来てもらってくださいね。」「はい」となっていましたから、27日の診察までなんとかニトロを持たせなくては・・・
そんな事情でしたから、発作の回数が減ったのはものすごくうれしいです。

それはさておき

先日、ちょっと下で打ち合わせしようという話しになり、カバンも(ニトロを入れている)財布も持たずに出かけてしまいました。
そういうときに限って発作ってやってきます。まったくもお。。。。

で、その時たまたまポケットのあったのが、お昼に飲む予定の「ニトロールR」というカプセル。ニトロペンとニトロールという似たような名前だから何とかなるだろう!この際細かいことは言ってられない・・・・大丈夫かなあ?・・・・・・普通に飲んでも効くのに時間かかりそうだし・・・・いいや、カプセル噛み砕いて下の下に入れてみよう・・・・・案外カプセル硬い。

と、ニトロールRカプセルを噛み砕いてみました。
カプセルがなんとなく歯にまとわりつきます。中身はさらさらではなく舌ではっきりわかる粒状です。解けそうにないので細かい粒をさらに歯ですりつぶし、溶かし舌の下に持ち込みます。

少しだけミンティアのようです。少し清涼感があります。

みんなに気づかれないようにじっとしています。効いてくれ!

驚いたことに&うれしいことにいつもより少し効きが悪い程度で発作が消えました。

事務所に戻ってネットで調べると「ニトロペンとニトロール」はほとんど同じ成分のようです。ただ、カプセルに入れたり解けにくくしてあるのがニトロール、すぐに溶ける形状がニトロペンという違いのようです。
たすかりました。

ただその後、妙にふらふらするような、簡単に立ちくらみがしたような気がします。しかし気のせいかもしれません。今回は効果があり助かりましたが、体にいいはずもなし。皆様絶対まねされませんように。

やまいもは効果があるのかないのかまだわかりません。