先日書かせていただいたようにフランドルテープを貼らずに過ごしています。今日で10日目ですがその間発作はなし。この10日間に2度も大雨で電車が停まり超超ギュウギュウ詰めを経験しましたがなんとか無事です。(2度目の時はちょっと嫌な予感がして途中で電車を降り、少し落ち着いてから後続の電車で会社に向かいました)
最近「お医者さんで狭心症と診断されました」とおっしゃる方が増えているような気がします。このブログの性格上たまたま、なのかもしれませんがそんな気がします。これって実はとっても重要な一言だと思います。自分もそうでしたが、救急車に乗る経験をするまで「狭心症」なんていう言葉はなんとなく聞いたことがある程度であって、まさか自分が狭心症になるなんて夢にも思っていなかったですし、自分が心臓疾患になるなんて考えたこともなかったです。だから何度も繰り返し書いてきたように、ひどい肩こりが、時々おもいっきり悪さをしてるのかなあ〜ぐらいにしか思ってもいませんでした。
本当にくどいですが、大人ってなかなか病院に行きませんよね。それに自分が心臓に関わる病気を持っているなんて頭の片隅にも心のどこかにもないですよね。
だから、(狭心症と知らずに)発作が起きても、「まいったなあ〜〜数分のガマンだな」くらいで放っておいてしまうんですよね。数分で症状が軽くなるのがかえって厄介ですね。
そして自分のように耐え切れなくなってからお医者さんにかつぎ込まれるか、度々の痛み(実は発作)にさすがに不安な気持ちにかられて、でも延ばし延ばしにしてさらに延ばし延ばしにしてからお医者さんに行くんですよね。
自分の場合は冠攣縮性狭心症のためこんなに大騒ぎする必要はないのですが、心筋梗塞に進んでしまう可能性がある方などは悠長なことを言っていられないはずなんです。ところが狭心症ってテレビや雑誌、職場でもあまり啓蒙活動ってされていないですよね。
そんなに簡単には死なないからなのか、感染性がないからなのか、はっきりとした原因や治療法がないからなのか、患者数が少ないからなのかはわかりませんが、もう少し啓蒙活動がされても良いのではないかと思います。
防げる重症化はやはり防ぎたいですし、なかなか病院に行かない大人のためにもなにか手はないかなあ〜なんて思いつい今日もブログに好き勝手なことを書いてしまいました。